大隅史談会 | ぐるっとおおすみ

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大隅史談会

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2020.10.04

旗山神社(肝属郡錦江町池田地区)

薩摩藩第9代・島津忠国が、戦場に必要な旗竿を確保するために、神社境内に今の熊本県から良質の竹を移植させたことから「旗山神社」と命名されたといい伝えられています。竹林は、いわゆる旗竿山の二ヶ所にありました。

旗山神社では大隅半島だけに伝承されている、きわめて古い形式の正月行事「柴祭り」が毎年1月2日から4日にわたって執り行われています。

秋から冬にかけては、神木となっている大イチョウが境内一帯を黄色の絨毯にします。



神社の向いには町の天然記念物となっている、樹齢約800年以上の大クスがあります。幹回りが16m、樹高30mで、中は空洞になっていて祠が置いてあります。




 

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